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脂質異常症(高脂血症)とは?
血液中の脂質の濃度が基準の範囲を超えている状態(いわゆるドロドロ血になっていること)を脂質異常症といいます。
脂質異常症にはLDLコレステロール(悪玉コレステロール)、HDLコレステロール(善玉コレステロール)、トリグリセライド(中性脂肪)の血中濃度の異常があります。これらはいずれも動脈硬化と深い関係があります。
薬による治療が必要な場合もありますので、気になる点があればぜひ早めに当院にご相談ください。
脂質異常症(高脂血症)の原因
脂質異常症の原因として、以下の点が挙げられます。
- 過食
- 運動不足
- 肥満
- 喫煙
- アルコールの飲みすぎ
- ストレス
脂質異常症(高脂血症)の対策
脂質異常症の予防や治療の基本は、食生活をはじめとする生活習慣を改善することです。
ドロドロになっている血液をサラサラにしていきましょう。
ご飯、パンなどの主食をしっかり取り、肉類や揚げ物は控えめにしてください。
またサバ、サンマ、イワシなどの青魚に含まれている不飽和脂肪酸(DHAやEPAなど)には、悪玉コレステロールを減らす働きがあります。
植物性タンパク質が豊富な大豆製品、食物繊維が多い海藻類などもおすすめです。
「必要な栄養素や控えるべき食物を挙げられてもイメージが湧かない」
「自分1人では食事制限を続けられる気がしない」
そう思われる患者さまも多いことでしょう。
そんな方に向けて、当院では月2回、土曜日の午前中に管理栄養士による栄養指導を行っています。
患者さまに取り入れていただきやすいよう、個々の患者さまの健康状態や症状に合わせた野菜をはじめとする食材と、おすすめの調理方法をご提案します。
例えば昨夜のメニューをお聞きし、より具体的に「もう一品、野菜の副菜を増やしましょう」と、見えやすい方法でお伝えしています。