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PCR検査・抗原検査・抗体検査の3つに対応
大阪府枚方市の渚たなのファミリークリニックでは、新型コロナウイルス感染症の検査として、PCR検査、抗原検査、抗体検査に対応しています。
検査をご希望の方は一度当院へお問い合わせください。
PCR検査 (個人的理由による検査の場合は自費検査扱いにて有料)
専用の薬液を用いて検査したいウイルスの遺伝子を増幅させ、検出する検査方法です。
鼻の中や喉の奥を拭って細胞を採取し、検査を行います。
発症9日以内なら唾液による検査も可能です。
PCR検査は、検査時点で体内にウイルスが存在するかどうか、つまり「今、感染しているかどうか」を調べたいときに行います。
検査結果が出るまでには半日~2日ほどかかります。
当院では遺伝子解析装置を用いているため、検査結果の精度が高いことが特長です。
感染~発症する数日前から検出可能とされています。
検査が始まった当初、感度は約70%程度とされていましたが、その後に約90%まで精度が上がっていることが確認されています。
■対象となる方
- 上記内容をご理解いただき、同意書をいただいた方
- 中学生以上の方(未成年者の場合は保護者の同意が必要です)
- 現在、発熱、咳、倦怠感、嗅覚・味覚障害、下痢などの自覚症状のある方
■検査費用 (個人的理由による自費検査の場合)
¥25,000(税込み)
抗原検査 (個人的理由による検査の場合は自費検査扱いにて有料)
検査したいウイルスの抗体を用いて、ウイルスが持つ特有のタンパク質(抗原)を検出する検査方法です。
インフルエンザ検査でも行われる方法です。
発熱などの症状があってから2~9日までに検査を受けて陰性だった場合は、新型コロナウイルスに感染していないと判断できます。
抗原検査もPCR検査と同じく、「今、感染しているかどうか」を確認するための検査です。
精度については、過去には約60%とされていましたが、2021年7月現在では90%以上まで上がっています。
PCR検査に比べ検出率は劣るといわれますが、比較的短時間で結果がわかること、専用の検査機器を必要としないことから、判断を急ぐ場合や新型コロナウイルス感染の恐れが濃厚な場合などに用いられることが多いです。
■対象となる方
- 上記内容をご理解いただき、同意書をいただいた方
- 中学生以上の方(未成年者の場合は保護者の同意が必要です)
- 現在、発熱、咳、倦怠感、嗅覚・味覚障害、下痢などの自覚症状のある方
■検査費用 (個人的理由による自費検査の場合)
¥15,000(税込)
抗体検査 (自費検査)
免疫反応によって体内で生成された抗体を検出する検査方法です。
この検査は「過去に感染したことがあるかどうか」を確認するために用いられます。
現在国内で臨床診断用に認可されている新型コロナウイルス抗体検査キットはなく、あくまでも研究目的の使用に限られています。
当院では現在、プロラスト、Artoron社(カナダ)のキットを使用しています。
検査キットに関しましては今後変更となる場合もございます。
一般的に新型コロナウイルス感染後、IgM抗体は1-2週間(感染初期)、IgG抗体は2-3週以降(回復期)に出現します。
イムノクロマト法を用いた抗体検査キットの評価では、発症後2週間後のIgM抗体陽性率は59.4%、IgG抗体陽性率は96.9%と報告されています。
新型コロナウイルスの抗体は永久抗体ではなく、効力が切れることがわかっています。
そのため、抗体検査は次にいつ新型コロナワクチンを打てばよいのか、その目安を知るためにも役立ちます。
■対象となる方
- 上記内容をご理解いただき、同意書をいただいた方
- 中学生以上の方(未成年者の場合は保護者の同意が必要です)
- 現在、発熱、咳、倦怠感、嗅覚・味覚障害、下痢などの自覚症状のない方
- 2週間以上前に発熱、咳、倦怠感、嗅覚・味覚障害、下痢などの症状があり、新型コロナウイルス感染だったかどうかを知りたい方
■検査費用 (自費検査)
5,000円から7,500円(税込):検査キットの納入価格により変動します。